たまたま、見つけたケフィアヨーグルト。昔、「ヨーグルトきのこ」と言って流行ってましたね。厳密には違うらしいですよ。
ヨーグルトキノコは生のまま、人から人へ受け継いで、種菌を植え継ぎしていったようです。それでは、雑菌で汚染する危険があるということで、今、市販されているケフィアは、凍結乾燥菌末となっていて、1回毎につくります。メーカーでは、植え継ぎは推奨されてません。
ケフィアって、普通のヨーグルトとは何が違う
一般的に市販されているヨーグルトが乳酸菌だけの単独発酵なのに対して、ケフィアヨーグルトは数種類の乳酸菌と酵母の複合発酵なんだそうです。
この乳酸菌と酵母、ふたつの力でおいしさもパワーアップしていて、酵母の作用で酸味がとてもまろやかになり、酸味が苦手な人や、小さい子供でも美味しく食べられます。
ケフィアは酵母が生きてるので、発酵時に微量の炭酸ガスを出すのですが、密封された容器で販売すると、容器破損の恐れがあるため日本国内では市販できないようです。
ちなみにヨーロッパでは容器にピンホール状に穴をあけて販売されてるそうです
日本では手作りしかない
なので酵母が活きてるケフィアヨーグルトは、家庭で手作りするしかありません。
手作りのケフィアヨーグルトだと、乳酸菌も酵母も元気な状態で食べることができます。
豆乳と牛乳で作ってみた
今回は、オリジナル・ケフィアのお試し5包入りを買いました。オリジナル・ケフィアは、ケフィアグレインというキノコみたいなものから直接作ったものだそうです。
ケフィアを作るには、25度前後の気温があればよいらしいので、常温でやってみました。
容器を熱湯で消毒してちょっと温めた牛乳と豆乳それぞれ500ccとオリジナルケフィアの粉末をまぜました。100円ショップでヨーグルト用の容器が売っていたのでそれを使いました。容器はべつになんでもいいと思います。牛乳パックのままでいいようです。
豆乳(写真-左)は、紀文の無調整を、牛乳(写真-右)の方は、おいしい牛乳で。
完成
ちょっと緩めの仕上がりです。
豆乳は、12時間位。牛乳は、24時間位かかりました。
牛乳です。
豆乳です。
どんな味
豆乳は、豆腐っぽい味がしました。
牛乳の方は、砂糖が入っていないプレーンタイプのヨーグルトに近い感じで、ちょっと酸味があります。はちみつを少し入れて食べてみましたが、かなりいけます。オリゴ糖やメイプルシロップ、ジャムなど、色々とアレンジできそうです。
今後は
ケフィアヨーグルトの効果はまだ実感できませんが、今後は、豆乳を調整豆乳でやってみることと、加工乳でやるとチーズっぽくなるそうなので、それにチャレンジしてみたいです。